お客様から支持される、上手いネイリストは〇〇が〇〇

昨日の記事、

「どうやったら上手くなれるの!?ネイリストがネイルの技術を上げるには」を書きながら、

じゃあ、

上手いネイリストってどんな人だろうと考えてみました。

 

上手いネイリスト

=技術はもちろん、お客様から支持されるネイリスト

 

どんなに高い技術があっても、

独りよがりでお客様に喜んでいただけないのでは上手いネイリストとは言えないと思います。

 

上手いネイリストになるには

そして、自分でそんなネイリストになる一番の近道は、まず

「上手いネイリストをよく見ること」

でしょう。

 

特に、ネイリストになってはじめの数年は、ネイルの基礎が身につく大事な期間です。

スクールの先生でもいい、

サロンの先輩でもいい、

憧れのネイリストさんでもいい。

とにかく、上手い人の技術・動き・姿勢・言葉など、すべてを目に焼き付けること。

そこにはお客様に喜んでいただくためのすべてが詰まっています。

はじめは真似でいいし、なぜそうするのか意味がわからなくてもいい。

変に独学へ突っ走るのではなく、

真似で行動するうちに、自分に技術が身についてくるとその意味が理解できるようになります。

 

はじめに上手い人の技術を見れることは、

有料セミナーだったとしても必ずそれ以上の財産になります

私自身としては、

スクール時代の先生たちがみなさんトップネイリストだったこと、

確かな技術と個性のあるサロンの先輩たちがいたこと、

優秀で相談しあえる先輩・同僚がいたことが何よりの幸いでした。

 

逆に、高いレベルの技術を見ないということは、

自分がどのレベルかがわからないということ。

ネイルを「こんな感じだろう」で進めてしまい、

ひいては「わたしはできている」と思い込むことになります。

 

はじめに優秀な技術を見ていると、

ネイリストとして14年働き続け、小さいながら自分のサロンを持ちスタッフがいる今でも、

自分が「できている」なんてとても思えない。

まだまだ、

まだまだ、

上があることを知っているからです。

そこに到達するのが難しいことを知った上で、

努力をやめないことがネイリストとしての義務だと思うから。

 

なんだかずいぶん説教くさい記事になってしまいましたね^^;

ただ、

悩んでいる方がいたら、知っていただきたいと思います。

努力次第で、

お客様に喜んでいただけるネイリストになれると。

完璧になるのはとても難しいことですが、

努力をやめなければ、きっとお客様はそれを見ていてくださる。

そしてお客様に喜んでいただくことができたら、

ネイリストってなんて幸せな仕事なんだろうと、

毎日感謝できるようになります。

 


 

ブログを書きつつも、

セミナーのとき同様お伝えしたいことがありすぎて話がそれるのが私の悪いクセですが、

わたしの考える「上手いネイリスト」をもうちょっと具体的にお話ししたいと思います。

 

上手いネイリストは〇〇が〇〇

私がいつもイメージする「上手いネイリスト」とは、

サロンの先輩であって同僚だったネイリストNさん。

学校のグランドチャンピオンの先生でも有名なネイリストさんでもなく、ダントツ Nさんです。

彼女の施術は、とても優雅です。

憧れて、うらやましくて、真似しようと思ってもなかなかできなかった。

施術だけではなく、ネイルに対する姿勢も考え方も

彼女の姿を見てわたしは歩いてきたと言ってもいいくらい影響を受けました。

 

技術の高いネイリストさんはたくさんいると思います。

でもひとりひとりに個性があって、皆さん違う施術をします。

私が見てきたネイリストさんたちの中で、

上手いネイリストとは、

動きがゆっくりで丁寧、かつ施術が速い。

 

動きがゆっくり、というのは意外に思われるかもしれません。

手を速く動かせば施術が速くなると思っている人も多いかも。

 

わたしも昔のサロンワークでは、スピードを要求される施術の場合

急いで急いで手を速く動かしていました。

一方、隣で施術しているNさんはとてもゆっくり施術している。

お客様との会話もとても和やかでゆったりした雰囲気。

そして私がやっと施術工程の半分を過ぎたころ、

彼女は施術が終わってお会計の流れに入っている。

ええぇえ!!!

うそ!もう終わったの!?

同時に施術に入ったのに〜〜〜

集中して手を速く動かしている私の1.5倍〜2倍はやく施術を進めることができるんですよね、彼女は。

当然ですが、仕上がりも美しい。お客様も大満足でお帰りになります。

 

最初はこの差がなぜだか理解すら出来ませんでしたが、

これはすべての動きに無駄がなく、洗練されているから。

そしてなにより、彼女の施術を受けたお客様が言うのです。

「Nさんにネイルしてもらうと、自分の手がとても大切なもののように思えてくるの」と。

Nさんがお客様の手を 貴重な宝石を扱うようにとても丁寧に扱うので、それがとっても嬉しいと。

 

もう憧れないわけがない。

そうなりたくてなりたくて、

私と彼女の違いはなんなのか、必死で見て考えて練習しました。

いまでも、彼女のイメージを思い出して、

自分の施術が間違った方向にいっていないか、正します。

日々のサロンワークに慣れてしまうと、つい自分勝手な方向に行きがちです。

でも、

自分の中の「上手いネイリストとは」、

こうなりたい、

こんなネイルができるようになりたい、

というのが明確にあると、

自分の何を変えるべきなのかが見えてきます。

 

そんなネイリストになりたいな、と思いながら、

今日もお仕事頑張ります^^

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